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  • Date
  • Industry
  • Category
  • 2025/07
  • Design Studio
  • Logo Design

Introduction

改めて、自分が制作を行う中で大切にしたいことをまとめたことをきっかけに、自分の技術力向上のため、webサイトとロゴマークを更新することにしました。
まずはどのようなクライアント様とお仕事を一緒に進めていきたいのかを考えました。
「互いに尊重し合いながら一緒に汗を流したい」
私は「仕事」とは「誰かの困った」を解決するためのものだと思っています。
だから頭に「お」をつけることができるし、それに対しての対価がいただけ、「労働」とは若干異なる意味になるのではないかと思っています。
「互いに尊重し合いながら一緒に汗を流したい」と思えるクライアント様はどのような方が多いのかを具体的に考えてみました。
多分「情熱的」で「まっすぐ」な人が多いのかなと思い、更に深くその方々の情景を想像するときっといろんな困難があったり、その困難をなんとかして乗り越え、今があるのかも知れない。
まるで「ドキュメンタリー」みたいだなと思うようになりました。
様々な思いやエピソード、考え方など様々に散らばった情報をまとめ、一つの「物語」として目に見える形にできないかなと考え、一つの大きなテーマとして「物語」を置きました。

Logo

テーマが「物語」に対してロゴマークはどのようにあるべきか考えました。
映画でも音楽でもそれを見る人がわかりやすく印象に残りやすくするために、緩急をつけることがあります。
映画なら突然BGMが消えたり、瞬間的に暗転したり、
音楽ならサビの前でテンポを落としたりベース系の低い音をカットしたり、
その緩急をロゴマークでもできないかと考えました。
ロゴマークは資料やwebサイトなどと組み合わされて使用される場面が多くあります。
そうした組み合わせるものを「動」と捉えたとき、ロゴマークは「静」であるべきだと考えました。

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ロゴマークで「静」を作るときにカッコを参考にしました。
カッコはものだたりの中で本人は口にしていないけどその心の中で思っていることや考えていることを表現するときに多く使用されます。
思っていることや考えている事はあるけど口にしない。
そのことを長線で表現しました。
カッコの形状を決めるために更に「物語」について深く考えました。
例えば物語を「見よう」とした場合、映画館にいき、スクリーンを見ます。
でも映画には原作となるものが本などですでに出版されていることもあります。
「同じ世界を違う窓から見ている」と考えたときに、カッコは枠になるようなものがいいと考え、[ ]にしました。

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